【概要】
【特徴】
スピニングディスク共焦点イメージング
Opera 伝統のスピニングディスク共焦点光学系により 画質を犠牲にせず、高速イメージングを実現しました。
革新の Synchrony Optics(特許申請中)
革新的な光学系により、同時イメージング時の クロストークを最小限にします。
最大4カメラ搭載
カメラを最大4台まで搭載できます。
多重染色サンプルの、同時多波長イメージングが可能です。
ラージフォーマット sCMOS カメラ
ラージフォーマットカメラを搭載し、一度に広い視野の撮影が可能です。
水浸レンズ
ノイズを低減する高開口数の水浸レンズを採用し、S/N 比が改善しました。
画質が向上し、高画質・高感度な イメージングの実現を達成しました。
環境コントロールユニット
温度と CO2 を至適条件に制御することにより、ライブセルイメージングに対応します。
FRET システム
CFP / YFP FRET に最適な波長を用いた撮像・解析により、高感度且つ安定した FRET アッセイを実現します。
■Harmony ソフトウェア
Harmony ソフトウェアは、Opera Phenix PlusとOperetta CLS に付属する、撮像と解析のための統一インターフェイスです。
一つのウィンドウ内で、撮像のセットアップから、画像解析、結果の評価と、すべてのステップを実行できます。
ハイコンテントアナリシスにおいて、最も重要な画像解析にはユーザーフレンドリーなビルディングブロック方式を採用。
シンプルな細胞数のカウントから、より複雑な多変量での表現型解析まで様々な画像の数値化をサポートします。
さらに、ライブセルイメージングや FRET 解析、3 次元解析への対応など研究者の多彩なニーズに対応しております。
■ビルディングブロック
ビルディングブロックはハイコンテントイメージングにおける最大の問題点であった解析プロトコール作成を解決した画期的な解析方法です。
細胞領域を指定する“見つける( Find)”、指定した領域の計算を行う“測る( Calculate)”、細胞集団を選択する“選ぶ( Select)”のブロックを組み合わせることで、誰でも簡単に解析プロトコールの作成ができ、画像から必要な数値パラメータを思いのままに取り出せます。
ディスペンサー:
ディスペンサーは、Revvityの20μLと200μLディスポーザブルチップに対応。
1μl刻みで1-200μLの滴下が可能。
化合物の添加:
化合物プレートからとリザーバーからの2種類を滴下できます
サンプルプレート:
96ウェルと384ウェルに対応しています
環境コントロール:
温度、CO2、湿度コントロールを備えています。
オートメーション対応:
サンプルプレート、チップラック、化合物プレートも自動交換できるシステムへ拡張できます。
イメージング:
リキッドハンドリングモジュール使用時でも、明視野画像の撮影ができます。
高い開口数を実現できる水浸レンズは、高い分解能を持ちます。
細胞小器官の定量や3D撮影で、特に効果を発揮します。
同じサンプルでも、レンズを変えるだけで、より詳細な情報を得る事が可能です。
Revvityが特許を取得済のOpera phenix Plus/Operetta CLSの水浸レンズは、水の供給と排水が自動で行われるため、長時間のイメージングや大量サンプルの処理時でも、その効果を発揮します。
※詳しくはお問い合わせ下さい。
【仕様】
共焦点光学系 | Synchrony式スピニング共焦点光学系(標準) |
ワイドフィールド光学系 | 標準 |
明視野観察 | 標準 |
デジタル位相差(DPC) | 標準 |
光源 | 50mW 固体レーザー(4または5波長)可視光用LED |
画像取得モード | 他波長同時撮影、シーケンシャル撮影 |
対物レンズ | 6本レンズ用ターレット 水浸レンズ:20倍、40倍、63倍 ドライレンズ:1.25倍、5倍、10倍、20倍、40倍 |
カメラ | 16bit sCMOS(最大4台) |
環境コントロール | 温度、CO2 |
サイズ | W1340×D650×H450mm |
標準付属品 | 20xlong WDレンズ 画像解析ワークステーション: Intel 2x Hexa Core、約32GB RAM 約3TB(RAID5) モニタ:24inch 解析ソフトウェア Harmony PhenoLOGICマシンラーニング |
オプション | 温度・CO2コントロール(37℃-42℃±1℃、1-10%±0.5%) ロボットハンドリング |