HORIBA OpenPlex 分子間相互作用解析装置(SPRi)

HORIBA

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SPRiラベルフリー生体分子間相互作用解析

【特徴】

・表面プラズモン共鳴(SPR)を原理としたラベルフリー計測
 nMオーダーでの検出

・マルチアレイによる多検体計測
 マルチチャンネルでの相互作用を同時解析

・リアルタイムイメージング機能
 定性的測定と定量的測定を同時に取得

・高い拡張性
 ユーザによる自由な実験フローを構築可能


SPRi プラットフォーム

■SPRi システム
SPRi(表面プラズモンイメージング) OpenPlexは、同時に多数の分子間相互作用をラベルフリーで検出し、速度論的解析を
行うための理想的な測定装置です。
その流路はサンプルの種類によらず最適化されており、精製サンプル、血清、細胞破砕液、細胞等を使用できます。
また、高濃度、酸性、塩基性等のサンプルを用いることもでき、生化学、生物物理、診断、創薬といった幅広い分野研究
でも利用できます。

■豊富な種類の専用バイオチップ
バイオチップおよびスライドは、SPRi(表面プラズモンイメージング) OpenPlexの専用製品です。
バイオチップは、SPRi(表面プラズモンイメージング) OpenPlex用に開発された高屈折率のプリズムに金コーティングした
チップです。
また、この金表面にさまざまな反応基を表面処理した豊富な種類の専用バイオチップから、固定化するリガンド分子に適した
バイオチップを選択できます。


ソフトウェア パッケージ

相互作用計測
SPRi-ViewソフトウェアはStep by Stepの使いやすいユーザインターフェースを採用しています。
フローセルのバイオチップ表面とインジェクション前後でフローセルの差分画像(シグナル変化のみ表示)をリアルタイムに
表示することで、リガンドとアナライトとの結合の定性的な結果が迅速に得られます。
さらに、カイネティックス曲線をマルチチャンネルでリアルタイム表示すること ができます。


レポートの自動作成

SPRi-Analysisソフトウェアは、多くのセンサーグラムから自動で実験レポートをWordファイル形式で作成し、
解析を補助します。


カイネティクスを解析

ScrubberGenソフトウェアは、直感的に操作できるデータ解析ソフトです。
センサーグラムから結合速度定数(ka)、解離速度定数 (kd)、アフィニティー定数(KD)に代表される反応速度論的パラメータを
同時に求めることができます。

【仕様】

型式 OpenPlex
原理 表面プラズモン共鳴イメージング
(Surface Plasmon Resonance imaging : SPRi)
光源 LED 810nm
検出器 8 bit CCDカメラ 752×582 pixels
光学分解能 50 μm
検出下限 (屈折率) < 10-refractive index unit (RIU)
溶液屈折率 1.30 - 1.37
送液 ペリスターポンプ
脱気 溶存ガス除去装置(デガッサー)
試料導入 手動(六方コック)
フローセル容量 11 μL
試料容量
(サンプルループ容量)
100 - 2000 μL (標準: 200 μL)
システム制御 Window 7 32bit(英語版)
・SPRi-View : 測定用ソフト
・SPRi-Analysis : 解析/レポート作成用ソフト
・ScrubberGen : Kinetics解析用ソフト(オプション)