e-BucketシリーズのEIB/ECB/EHB/ETBに取り付けることで、振とう恒温水槽として使用できるようになります。
e-Bucketで振とうが必要な場合に。
・EIB/ECB/EHB/ETBとの組み合わせ用
・振とう速度150r/min、振幅10mm
・スプリングネット振とう台が付属
「e-Bucket」(EIB/ECB/EHB/ETB)の水槽化について
WTB、EFBNを除くe-Bucketシリーズを振とう恒温水槽として使用するために必要です。
本製品による振とうには、槽内の水を攪拌して温度の偏りをなくす効果もあります。
なお、本製品の組み合わせ時にはビーズバスやアルミブロックは使用できません。
付属のスプリングネット振とう台を使用します。
ポリ水槽C型の有効利用
別売のアタッチメントを使用すれば、ユニット恒温槽「サーモミンダー」シリーズに付属の「ポリ水槽C型」に本製品を取り付けサーモミンダーを振とう恒温槽にできます。
オプション
品名/型名 | 備考 | 価格 |
ポリ水槽C型 | 最小内寸:180×320×155Hmm 耐熱温度:+70℃ |
¥6,600 |
ポリCアタッチメント PCA-01 | eB-ShakerUnitをポリ水槽C型に取り付けるための部品 | ¥4,400 |
【用途】
・酵素反応などのインキュベーション
・大腸菌の形質転換処理直後の馴化培養
・溶かした培地の温度など
【仕様】
型名 | eB-ShakerUnit |
---|---|
適用機種 | EIB,ECB,EHB,ETB※1 |
振とう方式/速度 | 往復振とう、30~150r/min |
振幅 | 10mm |
容器架数例 | 1.5mLマイクロチューブなら20本(約30°傾斜時)※2 50mLディスポ遠沈管なら4本(約30°傾斜時)※3 |
85×115×20Hmm(高さは70Hmm程度まで変更可能)※3 | |
許容負荷質量 | 約0.5kg(振とう台約0.29kgを含む) |
その他の機能 | サービスコンセント×1(14A) |
安全器/安全機能 | ヒューズ、過電流保護、過電圧保護 |
外形寸法 | 本体:150×110×175Hmm(振とう台および突起部除く) 組み合わせ時:170×374×246Hmm |
質量 | 約3kg(組み合わせ時:約5.2kg) |
電源 | AC100V、0.25A(消費電力:約4Wh、150r/min時)※4 |
標準付属品 | スプリングネット振とう台×1、アルミバット×1 |
※2:1.5/2.0mLマイクロチューブは、垂直に立てれば24本を載せることができます。
※3:50mLディスポ遠沈管のような長い容器を使用する場合は、振とう台のスプリングネットの位置を上げてください。
出荷時は底板より20Hmmの高さになっています。70Hmm程度まで変更可能です)。
※4:サービスコンセントの使用に応じて増加します。
・本製品はe-Bucketシリーズを水槽として使用する場合に限り適用できます(本製品を用いない限り、WTBを除くe-Bucketシリーズを水槽として使用することはできません)。
・本製品をe-Bucketに組み合わせた場合、e-Bucket付属のフードは使用できません。
また、使用温度範囲がEHBが+50℃まで、ETBが+55℃までとなります。