イルミナ NextSeq 550Dx システム

イルミナ

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IVD ハイスループットシーケンスプラットフォームを臨床研究ラボにご提供

クラス I 医療機器届出の次世代シーケンサー
・広がりつつある IVD アプリケーションに対応

クリニカルとリサーチの需要を支える柔軟性
・幅広い基礎研究および臨床アプリケーションをサポートし、リード長の選択と複数のデータ出力の設定が可能

ターンアラウンドタイム(TAT)の短縮と操作性の高いデータ解析
・システム上またはクラウド上の高効率インフォマティクスにより、研究のスピードを加速し、
時間的制約のある臨床ニーズによるデータを迅速に生成可能

イルミナのサイエンティフィックサポート
・イルミナのサイエンスおよび専門知識に基づくIVD パートナーシップ

【特徴】

イルミナケミストリーが実現する高い精度
NextSeq 550Dx システムは、実績のある sequencing bysynthesis(SBS)ケミストリーを採用しており、
世界中のシーケンスデータの 90% が SBS ケミストリーを用いて生成されています。
この可逆的ターミネーター法により、伸長する DNA 鎖に取り込まれる一塩基が検出され、
膨大な数の DNA 断片の並列シーケンスを行うことができます。
イルミナの SBS ケミストリーは、4 つの標識ヌクレオチドすべての自然法則を利用しており、結合バイアスを抑え、
反復配列やホモポリマーを高い精度でシーケンシングできます。

3ステップのシンプルなワークフロー
アッセイは、ライブラリー調製、シーケンス、およびデータ解析のシンプルな 3 つのステップからなります。

・ライブラリー調製:(例:True Seq Custom Amplicon の場合)
ライブラリー調製では、プライマーをゲノム DNA(gDNA)サンプルに添加することに始まり、
何百ものターゲット領域の同時キャプチャーおよび増幅のためにインデックス付きライブラリーを作製します。
gDNA または適格性評価されたホルマリン固定パラフィン包埋(FFPE)組織から抽出した DNA を用いて、
高品質のシーケンスライブラリーを 2 日未満で調製することができます。

・NextSeq 550Dx システムによるシーケンス:
NextSeq 550Dx システムでのラン実行はあらかじめ試薬カートリッジを用いることで簡単に行うことができ、
融解、ロード、および実行までの総操作時間はおよそ 30 分間です。
直観的なユーザーインターフェースにより、研究者はユーザートレーニング、装置セットアップに時間を奪われず、
種々のシーケンスアプリケーションを実行することができます。
さらに、NextSeq550Dx システムはクラスター形成および SBS シーケンスを同一装置上で行うことが可能で、
データ解析も装置上またはクラウドで行うことができます。

・統合されたシステムソフトウェア:
NextSeq 550Dx システムでは、機器に搭載されたオンボード解析ソフトウェアが利用でき、
現在と将来のアッセイをサポートするモジュールソフトウェアアーキテクチャが採用されています。
装置コントロールソフトウェアへは、使いやすいタッチスクリーンのインターフェースからアクセスします。
Local Run Managerソフトウェアはシーケンスランの計画立案、監査証跡によるライブラリーとランの追跡、
および装置上のデータ解析モジュールとの統合をサポートします。
Local Run Manager は装置のコンピューター上で稼働しますが、ランの進捗状況の監視や解析結果の閲覧は
同一ネットワーク内に接続されたコンピューターからでも行うことができます。
シーケンスランが終了すると、Local Run Manager は自動的にアプリケーション別の解析モジュールのうちの 1 つを用いて、
データ解析を始めます。

利用可能なクリニカルアプリケーション
診断(Dx)モードの NextSeq 550Dx システムは現在、以下に示すアプリケーションをサポートしています。
・体細胞バリアントコール:
FFPE サンプル由来の gDNA からのライブラリー調製により、体細胞バリアントコールワークフローは、
検出限界 0.05 で体細胞バリアントコールのための定性的な結果をもたらします。
体細胞バリアントコールワークフローは 4 ~ 48 までのマルチプレックスサンプルを NextSeq 550Dx システム上で
サポートします。

・生殖細胞バリアントコール:
末梢全血 gDNA からのライブラリー調製により、生殖細胞バリアントコールのワークフローは、
ホモ接合またはヘテロ接合の生殖細胞バリアントコールのための定性的な結果をもたらします。生殖細胞バリアントコール
ワークフローは 8 ~ 96 までの複数のサンプルを NextSeq 550Dx システム上でサポートします。


【仕様】

パラメーター 規格
システムの構成 RFIDトラッキング機能付きの試薬消耗品
システム制御
コンピューター
プロセッサー:Dual Intel Xeon E5-2648L v3
1.8 GHz CPU
メモリー:128 GB
ハードドライブ、診断(Dx)モード:2 × 2 TB(RAID 1)
ハードドライブ、研究(RUO)モード:2 × 2 TB(RAID 1)
オペレーティングシステム:Windows 10
動作環境 温度:19℃から 25℃(22℃± 3℃)
湿度:20% ~ 80%、結露なきこと
高度:0 ~ 2000 m(6500 フィート)
換気:最大 2048 BTU/hr @ 600 W
※室内使用に限る
発光ダイオード(LED) 520 nm、650 nm
レーザーダイオード 780 nm、
クラス IIIb
寸法 幅 × 奥行 × 高さ:54 cm × 69 cm × 58.5 cm
重量:84 kg
木枠込みの重量:163 kg
所要電源 100-120 VAC 15 A
220-240 VAC 10 A
無線自動識別装置(RFID) 周波数:13.56 MHz
電源:供給電流 120 mA、RF 出力 200 mW
製品安全性、
コンプライアンス
NRTL 認証 IEC
61010-1 CE マーク認証
FCC/IC 承認済み

製造販売届出番号:13B1X10303000001

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