製品名 |
超音波式 ホモジナイザー VP-050N 概算価格(税込):¥482,900 |
オートチューニングと簡単操作、試料の状態に応じた各種運転モード。少量の試料に向く小型手持ちタイプです。
タンパク質を発現後の大腸菌などの破砕に。
・少量用のハンディタイプ
・5秒ほどで完了する簡単チューニング
・使用中に自動で出力調節するオートパワー運転
チューニングと運転モードについて
使用前のチューニングはボタンを押すだけで通常、5秒程度で完了します。
タイマー運転やプログラムインターバル運転も可能です。
また、試料の粘性変化などに応じて出力を自動調節するPWM運転モードや、試料の粘性や温度変化が小さい場合に安定した発振を行うPOW運転モードも備えています。
超音波破砕について
チップ先端の振動によって液中に無数の泡が発生消滅(キャビテーション)することで対象が破砕されます。
均質に破砕できるメリットがある一方で試料が発熱する場合がありますので、間欠運転や試料の氷冷をお勧めします。
別売部品・オプション
品名/型名 | 備考 | 価格 |
Φ2mmステップ型マイクロチップ VP-MS02 | 処理量0.1~10mL | ¥119,900 |
Φ3mmステップ型マイクロチップ VP-MS03 | 処理量0.25~10mL | ¥85,800 |
Φ6mmステップ型マイクロチップ VP-MS06 | 処理量2~10mL | ¥85,800 |
フットスイッチ VP-FS01 | VP-300N用と同等 | ¥12,100 |
・各チップの材質はチタンです。チップは使用により消耗しますので、必要に応じて交換してください。
【用途】
・タンパク質を発現させた大腸菌などの破砕や可溶化
・ゲノムDNAのランダム断片化
・試料の均一化や乳化
【仕様】
型名 | VP-050N |
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高周波出力 | 最大50W |
振動子常用出力 | 10~40W |
発振周波数範囲 | 19.5~20.5kHz |
チューニング | オートチューニング |
運転モード | PWM運転:試料の粘性変化などに応じて出力を自動調節 POW運転:粘性や温度の変化が小さい場合に安定した発振 |
その他の機能 | タイマー運転(1秒~120分) プログラムインターバル運転(ON:3~60秒、OFF:1~60秒) |
表示 | 出力現在値%、出力設定%、発振開始時出力%、発振周波数 |
装置構成 | 本体、コンバーター(ホーン一体型、発振スイッチ付き) |
発振スイッチ | 本体およびコンバーターにあり。(別売のフットスイッチにも使用可能) |
本体外形寸法 | 122×288×283Hmm |
本体質量 | 約4.5kg |
電源 | AC100V、1A |
・RS-232C通信によるモニター出力も可能です。
・本製品は出力50W以下のため、高周波利用設備の申請は不要です。