CHEFシステム
パルスフィールド電気泳動システム
パルスフィールド電気泳動とは電気泳動中に電場を切り換え、別方向から電場を書けることにより、巨大DNAをアガロースの網目構造からすり抜けさせることを促進させて、数メガベースにおよぶDNAのアガロース電気泳動を可能にした手法です。用途に合わせていくつかのシステムをご用意しています。
- CHEF-DR IIシステムによって数百キロベースから数メガベースまでのDNAをシャープに分離できます。
- CHEF-DR IIシステムはエレクトロニクスの技術とCHEF法の融合により、高分離能が得られます。
その応用範囲はクロモゾームマッピング、RFLP分析、ジーンマッピング、ライブラリースクリーニング等に広がっています。 - CHEF-DR IIシステムは泳動槽中の24個の電極にフィードバックをかけながら電場をコントロールしています。
- 電極間の電圧を常にモニターしながら、泳動バッファーの抵抗値の変動、サンプルの位置、ゲルのサイズ、温度変化に影響を受けないよう電場がコントロールされます。
【構成】
型番 | セット内容 |
1703612A | CHEF DR IIシステム クーリングモジュール |
CHEFシステム比較
CHEF Mapper XAシステム | CHEF DR-IIIシステム | CHEF DR-IIシステム | |
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最適分離サイズ | 100bp~10Mb | 100kb~6Mb | 100kb~2Mb |
オートアルゴリズム | 可 | 不可 | 不可 |
プログラム保存 | 20プログラム | 最終実行プログラム1 | 不可 |
1プログラム内のブロック数 | 8 | 3 | 2 |
パルス角度 | 0~360度 | 90~120度 | 120度固定 |
非対称なパルス角度の設定 | 可 | 不可 | 不可 |
FIGEモード | 可 | 不可 | 不可 |
ノンリニアーランピング | 可 | 不可 | 不可 |
マルチステート | 可 | 不可 | 不可 |