【概要】
微量 PTM 分析、アイソバリックタグを用いたマルチプレックス相対定量分析、インタクトタンパク質の特性評価、低分子のMSn分析など、新製品の Thermo Scientific Orbitrap Fusion Lumos Tribrid 質量分析計は、最も困難なアプリケーションで優れた性能を発揮します。
このシステムには革新的なイオン源、選択性とイオン透過性が向上したセグメント化四重極質量フィルター、Thermo Scientific Orbitrap 質量分析計へのイオン透過を向上する高度な真空技術、および高容量 ETDフラグメンテーションが可能となる ETD HD が組み込まれています。
最新の革新技術である Advanced Peak Determination（APD）アルゴリズムは、データ依存的分析の結果を改善します。
また2 つのハードウェアオプションを新たに用意しています。
213 nm の UV レーザーによる新しいフラグメンテーション技術である UVPD オプションと、1,000,000 FWHM の極めて高い分解能によりアイソバリック化合物の構造解釈および定量性を向上させる 1M オプション。
このシステムには革新的なイオン源、選択性とイオン透過性が向上したセグメント化四重極質量フィルター、Thermo Scientific Orbitrap 質量分析計へのイオン透過を向上する高度な真空技術、および高容量 ETDフラグメンテーションが可能となる ETD HD が組み込まれています。
最新の革新技術である Advanced Peak Determination（APD）アルゴリズムは、データ依存的分析の結果を改善します。
また2 つのハードウェアオプションを新たに用意しています。
213 nm の UV レーザーによる新しいフラグメンテーション技術である UVPD オプションと、1,000,000 FWHM の極めて高い分解能によりアイソバリック化合物の構造解釈および定量性を向上させる 1M オプション。
【特徴】
●イオンの取り込みを増やし、検出限界を下げるための、大容量イオントランスファーチューブとイオンファンネルを搭載した新しい高感度 API インターフェイス
●システムの汚染源となる中性粒子や帯電したクラスターのアナライザへの混入を防止する高度なアクティブビームガイド
●高度な四重極技術により、高い分離能と透過率を有し、かつ設定したイオン単離幅で透過されるすべてのイオンの透過率を等しくするように設計
●高度な真空技術により、Orbitrap 分析計への高分子量イオン移送が向上
●新しい ETD HD フラグメンテーションのダイナミックレンジと検出感度が向上
●Advanced Peak Determination（APD）- データ依存的分析でプリカーサー選定を改善する新しいアルゴリズムで、ユニークペプチドの同定とスループットを大幅に向上
●Tribrid アーキテクチャには、四重極質量フィルター、リニアイオントラップ、Orbitrap アナライザーが搭載されており、それぞれのアナライザーの操作を高度に並列化して、最高のデューティサイクルを実現
●最大 500,000 FWHM の極めて高い分解能、最大 240,000 FWHM の同位体の高いフィデリティ@m/z 200
●Orbitrap およびリニアイオントラップ質量分析計で最大 20 Hz の MSnデータ取得
●MS と MSnを完全並列化するインテリジェントな ADAPT（All Dynamically Available Parallelizable Time）技術で解析
●MS および MSnに対し Synchronous Precursor Selection（SPS）を用いて、ペプチドとタンパク質の同定数が大幅に増加し、アイソバリックマスタグ使用時の定量精度が向上
●フラグメンテーションの柔軟性 CID、HCD、オプションの ETD および EThcD は MSnのどのステージでも使用可能、かつ Orbitrap またはリニアイオントラップ検出器のどちらでも検出可能であり、代謝物、グリカン、その他の小分子の詳細な構造決定が可能
●ユニバーサルメソッドはペプチド同定を最大化するメソッドで、未知濃度のサンプルに対してもメソッドの最適化は不要、ルーチンのペプチド同定解析に必要なサンプルおよび装置メソッドの検討時間を短縮
●直感的で柔軟性のあるドラッグアンドドロップ対応ユーザーインターフェイスにより、メソッド開発が簡素化され、独自の複雑なワークフローも可能
●アップグレードオプションには、IC、ETD、UVPD、1M があります。
・Easy-IC - 内部キャリブレーションにより質量精度向上
・Easy-ETD - 翻訳後修飾ペプチド、インタクトタンパク質などの多荷電タンパク質のフラグメンテーションに有用な電子移動解離
・UVPD - 脂質、ペプチド、インタクトタンパク質などのさまざまなプリカーサーイオンに応用できる紫外光解離。Orbitrap Fusion Lumos Tribrid 質量分析計の独自機能
・1M - 1,000,000 FWHM（@m/z 200 ）の極めて高い分解能で、アイソバリック化合物の構造解釈と定量性を向上
●システムの汚染源となる中性粒子や帯電したクラスターのアナライザへの混入を防止する高度なアクティブビームガイド
●高度な四重極技術により、高い分離能と透過率を有し、かつ設定したイオン単離幅で透過されるすべてのイオンの透過率を等しくするように設計
●高度な真空技術により、Orbitrap 分析計への高分子量イオン移送が向上
●新しい ETD HD フラグメンテーションのダイナミックレンジと検出感度が向上
●Advanced Peak Determination（APD）- データ依存的分析でプリカーサー選定を改善する新しいアルゴリズムで、ユニークペプチドの同定とスループットを大幅に向上
●Tribrid アーキテクチャには、四重極質量フィルター、リニアイオントラップ、Orbitrap アナライザーが搭載されており、それぞれのアナライザーの操作を高度に並列化して、最高のデューティサイクルを実現
●最大 500,000 FWHM の極めて高い分解能、最大 240,000 FWHM の同位体の高いフィデリティ@m/z 200
●Orbitrap およびリニアイオントラップ質量分析計で最大 20 Hz の MSnデータ取得
●MS と MSnを完全並列化するインテリジェントな ADAPT（All Dynamically Available Parallelizable Time）技術で解析
●MS および MSnに対し Synchronous Precursor Selection（SPS）を用いて、ペプチドとタンパク質の同定数が大幅に増加し、アイソバリックマスタグ使用時の定量精度が向上
●フラグメンテーションの柔軟性 CID、HCD、オプションの ETD および EThcD は MSnのどのステージでも使用可能、かつ Orbitrap またはリニアイオントラップ検出器のどちらでも検出可能であり、代謝物、グリカン、その他の小分子の詳細な構造決定が可能
●ユニバーサルメソッドはペプチド同定を最大化するメソッドで、未知濃度のサンプルに対してもメソッドの最適化は不要、ルーチンのペプチド同定解析に必要なサンプルおよび装置メソッドの検討時間を短縮
●直感的で柔軟性のあるドラッグアンドドロップ対応ユーザーインターフェイスにより、メソッド開発が簡素化され、独自の複雑なワークフローも可能
●アップグレードオプションには、IC、ETD、UVPD、1M があります。
・Easy-IC - 内部キャリブレーションにより質量精度向上
・Easy-ETD - 翻訳後修飾ペプチド、インタクトタンパク質などの多荷電タンパク質のフラグメンテーションに有用な電子移動解離
・UVPD - 脂質、ペプチド、インタクトタンパク質などのさまざまなプリカーサーイオンに応用できる紫外光解離。Orbitrap Fusion Lumos Tribrid 質量分析計の独自機能
・1M - 1,000,000 FWHM（@m/z 200 ）の極めて高い分解能で、アイソバリック化合物の構造解釈と定量性を向上