振とう培養時のDO/pH/OD（バイオマス）の非接触オンラインモニタリングが可能。フラスコ1本架。
バッテリー駆動、データはPCに無線転送で邪魔な配線なし。
・フラスコ内培養液を非接触でリアルタイムに測定
・125mL～5Lのセンサーフラスコ（別売）が使用可能
・無線でPCと接続
DO/pH/OD 検出の仕組み
各フラスコ底にはDO/pHのセンサーチップが貼付されています。
装置からの励起光でフラスコ内の酸素/水素イオン濃度に依存してチップが蛍光を発し、その蛍光時間を非侵襲的に読み取ります。
培養時の酸素摂取速度はO2の値から算出することができます。
バイオマス（濁度）はLED光が培養液中の懸濁粒子に当たって反射されたものを、フォトダイオードで検出して求めています。
1台のPCでvario4台まで同時測定が可能です。
別売 ソフトウェアモジュール
・ソフトウェアモジュール（DO） SFR Vario v2-Model DO
・ソフトウェアモジュール（pH） SFR Vario v2-Model PH
・ソフトウェアモジュール（OD） SFR Vario v2-Model OD
・ソフトウェアモジュール（OUR） SFR Vario v2-Model OUR
※機器1台に1機能1ずつのライセンス購入が必要です。
それぞれの機能はライセンス開放型となります。
別売 センサーフラスコ（DO,pHセンサー付き）および専用ツメクランプ
| 型名 | 備考 |
| SFS-HP5-PSt3-125-NB-v4 | センサーフラスコ 125mL（5本セット） |
| SFS-HP5-PSt3-250-NB-v4 | センサーフラスコ 250mL（5本セット） |
| SFS-HP5-PSt3-500-NB-v4 | センサーフラスコ 500mL（5本セット） |
| SFS-HP5-PSt3-1000-NB-v4 | センサーフラスコ 1000mL（5本セット） |
| SFS-U125 | ツメクランプ 125mL用（1個） |
| SFS-U250 | ツメクランプ 250mL用（1個） |
| SFS-U500 | ツメクランプ 500mL用（1個） |
| SFS-U1000 | ツメクランプ 1000mL用（1個） |
| SFS-U2000 | ツメクランプ 2000mL用（1個） |
【用途】
・細胞培養時のDO/pH/OD（バイオマス）モニタリング
・増殖比較による、高効率生産への検討
【仕様】
| 型名 | SFR vario |
| 使用環境温度/湿度 | ＋5℃～＋50℃、～85％RH（結露なきこと） |
| 適用センサー/チャンネル数 | 125mL～5Lセンサーフラスコ×1 |
| 測定範囲（）内は液相時 | O2：0～100％O2（0～45ppm） pH：5.5～8.0 バイオマス：OD6001～80 |
| インターフェース | USB Bluetoothアダプター付属 |
| 外形寸法/質量 | 190×190×47Hmm、約1.66kg（アタッチメント含） |
| 電源 | 7.2V/270mAh ニッケル水素充電池 |
DO、pH、バイオマスの測定にはそれぞれソフトウェアモジュール（別売）のインストールが必要です。
・別売のセンサーフラスコおよび別売のセンサーフラスコ用ツメクランプ（使用するフラスコサイズに対応するもの）が必要です。