| 製品名 |
| スピンドライヤーライト VC-36R 概算価格（税込）：￥603,900 |
| スピンドライヤースタンダード VC-96R 概算価格（税込）：￥737,000 |
マイクロチューブやバイアル、試験管、ディスポ遠沈管が使用可能。
冷却水循環にも対応した、汎用性の高い遠心式濃縮器です。容量の違いで2機種。
・耐薬性に優れたテフロンコートチャンバー
・デジタル設定、数値で濃縮設定を確認可能
・試験管やチューブ容器に対応の豊富な別売ローター
多機能でも簡単操作
温度・回転数・時間を記憶、呼び出してスタートボタンを押すだけで運転を開始できます。
運転途中でヒーターを切ったり、タイマーを解除することも可能です。
「Freez Dryer」モードについて
本体を凍結乾燥の容器乾燥チャンバーとして使用するモードです。
本モードでは設定したタイマー時間を経過すると、真空ポンプは動いたまま遠心が止まりヒーターも切れます。
乾燥手前の段階でタイマーを切る設定にすることで、余計な熱負荷を与えずにサンプルの乾燥を完了することができます。
通常の凍結乾燥では途中で溶けてしまうサンプルや、凍結が難しいサンプルにも対応可能です。（凍結乾燥の際は油回転ポンプと組み合わせてご使用ください）
自動/手動での真空解除について
遠心濃縮では、オートリーク機能による真空解除が標準となっております。
酸化を嫌うサンプルの場合は、窒素パージ口を兼ねたリークフィルターに窒素ガス発生装置（または窒素ガスを入れたサンプリングバッグなど）をつなぎ、リークコントロールバルブの手動操作でサンプルの飛散を防ぎながら、酸化の影響を抑えることが可能です。
別売部品：VC-36R用アングルローター
| 型名 | 適用容器と架数 | 処理容量目安※1 | 価格 |
|---|---|---|---|
| 36A | マイクロチューブ：1.5/2.0mL×40本 | 40mL | ￥52,800 |
| 36A2 | マイクロバイアル：1.5/2.0mL×32本 クライオチューブ：2.0mL×32本 |
32mL | ￥80,300 |
| 36B | 試験管（Φ13mm以下、長さ80～125mm）×16本 | 64mL | ￥73,700 |
| 36C | 試験管（Φ17.5mm以下、長さ80～125mm）×8本 15mLディスポ遠沈管×8本 5mLチューブ×8本※2 |
64mL | ￥67,100 |
| 36E | ディスポ遠沈管：15mL×6本＋50mL×6本 | 150mL | ￥106,700 |
※2：5mLチューブはエッペンドルフ社セーフロックチューブを推奨。
オプション：窒素ガス供給装置、トラポット、三方弁
| 品名 | 備考 | 価格 |
|---|---|---|
| N2 GENESIS 200 | 大気から窒素を集めて最大99.0％に濃縮して供給する装置です。 ・供給圧力：最大0.5MPa ・流量と濃度：1.0mL/minのとき99.9％、3.0mL/minのとき99.5％ ・寸法：300×526×481Hmm |
￥1,097,800 |
| VC用三方弁（PP製） |
ポンプを止めずに遠心式濃縮機内の試料を次々と交換していくような作業において、また空気の代わりに窒素を送り込みたい場合に吸引ノズルにつないで使用します。 ・外径：Φ15mm、PP製 |
￥20,900 |
【用途】
・水溶性のサンプルや溶剤の濃縮
・HPLCなどの分析前処理での濃縮
・遠心での濃縮乾燥
【仕様】
| 型名 | VC-36R | VC-96R |
| 使用温度範囲 | ＋4℃～＋70℃（設定可能範囲は0℃～＋70℃）※1 | |
| 回転数 | 300～2000r/min※2 | |
| 真空解除 | タイマー連動自動（手動も可能） | |
| ローター回転方式 | マグネットドライブ方式 | |
| タイマー | 1min～99h59min（デジタル） | |
| フタ/チャンバー材質 | フタ：PVC、チャンバー：SUS304（テフロンコート） | |
| 真空計 | 0～－0.1MPa（ブルドン管） | |
| 吸引ノズル径 | Rc1/2（Φ13.8mm） | |
| 除菌フィルター | 0.2μm | |
| その他の機能 | ポンプスイッチ連動コンセント×1（7Aまで） （設定回転数の85％に到達後、ポンプ作動） |
|
| 安全器/安全機能 | 過電流保護、フタ開時ヒーター/回転/ポンプ停止、高温、各種異常表示（不揮発メモリー、温度センサー、ヒーター出力、高温、低温、モーター、回転数リミット） | |
| 本体の外形寸法/質量 | 310×383×343Hmm、約24kg | 360×440×410Hmm、約36kg |
| 電源※3 | AC100V・2.7A | AC100V・3.3A |
※2：VC-36Rは最大440×g、VC-96Rは最大590×g（参考値）：36A/96Aローター外周において
※3：ポンプスイッチ連動コンセントの使用に応じて電流値は増加します。
・真空ポンプは基本的にテフロンダイヤフラム式（DTU-20/DTC-60など）もしくは耐薬性のあるロータリー式（VC-100HCなど）をお勧めします。
なお、凍結乾燥用途では油回転式（GCD-051XAなど）が必要になります。